どうも、ブロガーのX(えっくす)です。
新型コロナ対策として、現金給付の議論が盛んに行われています。
んで、現金給付から飛躍した話として「ベーシックインカムを行うべし!!」みたいな話をする人もいるんですよね。
はっかりいって、ベーシックインカムなんて無理ゲーじゃないですか!!
「バカも休み休み言いなさい」というレベルの話だと思うのですが、野党の中にはベーシックインカムを提言している人もいるし、今後、ベーシックインカム推進の空気が作られるとまずいと思うので、ささやかな抵抗として僕の考えを書いておこうと思います。
ベーシックインカムのメリット・デメリット
ベーシックインカムというのは、国民に毎月定額の現金を配る政策です。
これだけ聞くと良い話のようにも思えてくるんですが、どんな政策にはメリット・デメリットがあるので少し整理してる必要があります。
- 最低限の収入が保障される
まず、ベーシックインカムのメリットは最低限の収入が保障されるということです。
毎月5万とか7万とかもらえるわけですから、家賃くらいはカバーできそうです。
もちろん足りない分は働く必要はあるんですが、家族4人とかだと20万以上もらえるので、働かなくても生活していけるようになるかもしれません。
そう考えれば安心感はあるし、貧困の撲滅にも効果はありそうです。
- 労働意欲が低下する
- 長続きしない
次にデメリットについて説明します。
まず、働かなくても生活できるわけなので、労働意欲は低下します。
これについては、反論もあって「好きなことを仕事にする人もでてくる」という人もいます。
まぁ、そういう人もいると思いますが、多くの人は働かなくなると思うんですよね。
というか、非常に優秀な人以外は働かなくなります。
殆どの人は月数十万の給料をもらうために、我慢して会社にいっていると思うんですよね。
そういう人はベーシックインカムをもらったら働かなくなるんじゃないでしょうか?
有名人の人は成功者だから、「好きなこと」とか言いますけど、普通の人は生活のために仕事やビジネスをしているので、ある程度の収入が約束されたら仕事をしなくなると思いますね。
ちなみに、僕は独身だしベーシックインカムだけではやっていけないし、ベーシックインカムでもらえる金額は今の収入よりもかなり低くなるので、仕事を続けます。
次にベーシックインカムは長続きしないということが考えられます。
これが最も重要なベーシックインカムのデメリットです。
ベーシックインカムの財源というのはみんなが働いて払った税金などですよね。
んで、ベーシックインカムではそれを国が個人に分配するわけです。
ベーシックインカムで労働意欲が低下するので、働く人は減るわけです。
つまり、ベーシックインカムの財源も減って、維持できなくなります。
社会保障をベーシックインカムに一本化はタメ息レベルで危険な発想
財源の話になると、社会保障をベーシックインカムに一本化するということを言う人がいるんですが、これは超絶危険な発想です。
もうね、タメ息レベルですよ。
まず、社会保障というと、国民健康保険とか年金とか雇用保険とかが思い浮かぶわけですが、まぁ、年金はベーシックインカムと性質が似ているからわからなくもない。
でもね、国民健康保険とか雇用保険とか『保険』と名の付くものはベーシックインカムに一本化しない方がいいです。
これらはいざという時のために必要なものであって、毎月給付されるべきものじゃないですよね。
例えば、健康保険用のお金をベーシックインカムの財源として使ってしまったら、病気やケガの時はどうするんでしょうか?
もし、入院だどで数十万~数百万の費用が必要な場合は払えるんでしょうか?
ちょっと考えただけでも、国民健康保険をベーシックインカムで置き換えることは危険だとわかりますよね。
雇用保険についても同じです。
もし、会社が倒産したりリストラされたらどうするんでしょうか?
ベーシックインカムだけでやっていけるんでしょうか?
毎月30万の給料をもらっていた人がベーシックインカムで7万もらえても、全然カバーできないですよね。
毎月30万の生活をしていて、いろいろローンとか組んでいた人が、7万でやれっていわれても無理でしょう。
以上から社会保障をベーシックインカムに一本化するというのはめちゃくちゃ危険な話というのはわかってもらえたと思います。
要するに働けってことだよ
ベーシックインカムなんてよくなもんじゃないので、妄想しているヒマがあったら働いて金を稼いだ方がマシでしょう。
夢みたいなこと考えてないで仕事しろ!!
コメント
コロナなんてビビってんじゃねえよ。たいしたことねえんだよ。なんでこんなにぱにくってんだよ!!