起業家・経営者に必要なたったひとつの資質とは?

会社を辞めて今年で8年になります。

アフィリエイトの副業からネットビジネスの世界に入って、会社を辞めた後は古物商を取得して、古物市場・買取・せどりで中古品を仕入れてはネットで販売してきました。

3年前には法人化もして、一応経営者という立場で商売をしています。

個人事業で5年、法人で3年ですが、なんとかやってこれたのはどうしてかと考えたら、ある考えが浮かびました。

それは、『自分で決めることができるかどうか』です。

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サラリーマンの価値観とは?

僕はサラリーマンを馬鹿にするつもりもDisるつもりもないけど、サラリーマンはある価値観に染まっていると思う。

それは、誰かに依存するという価値観。

誰かが作った仕組みを前提にして、仕事をして給料をもらい、その仕組自体には絶対に疑問を持たない。

いや、実は疑問に思っているのかもしれないけど、そのことは決して口にしない。

サラリーマン時代の僕もそうだったし、同僚や上司もみんなそうでした。

ただし、僕はそんなサラリーマンの自分が大嫌いだったし、絶対に何かで独立しようと決意していた。

だから、副業のアフィリエイトだって頑張れたし、会社を辞めた後の古物商も一生懸命になれたんだと思う。

でも、殆どの人は疑問を持ちながらも「こんなもんか」って自分を納得させているんだよね。

理不尽なことがあっても心の中で自分を誤魔化して、何もなかったように振る舞う。

サラリーマンとしてはそういう処世術は必要なんだけど、これでは依存心はなくならないし、むしろ会社に依存するという価値観が強化されてしまう可能性が高いんです。

結局はみんなと同じがいいってことで、自分で考えることを拒否しているとも言えるんですよね。

起業家・経営者の仕事は『決める』こと

で、起業家や経営者のやるべきことって、突き詰めれば『決める』ことなんですよね。

何をやるか『決める』、何をやらないか『決める』。

さまざまな問題に対して決定するのが経営者の仕事だと僕は思います。

でも、この『決める』っていうのは、中々できない人もいるんですね。

例えば、せどりコンサルを受けた知人のSさんです。

もしSさんが自分のことは自分で決めるタイプの人間だったら、せどりコンサルなんて受けていなかったと思います。

どうして、コンサルなんて受けるのかというと、正解を教えて欲しいからです。

別な言い方をすれば自分で考えて結論を出すことができないってことです。

こういう人は起業には向かないと僕は思います。
※Disってるわけじゃないです。

逆に、自分の考えがあって、とにかく自分でやってみようという人は、起業に向いていると思います。

正直なところ、ノウハウや知識って後からいくらでも身につけることができます。

でも、決断力とかは性格的な部分が大きいので、やっぱり起業に向いていない人っていうのはいるんですよね。

起業家や経営者に向いているのは、自分で決めることのできる人です。

失敗に成功も全て自己責任

自分で商売をしていれば、全ての結果は自分で責任を負わなければなりません。

せどりで仕入れた商品が売れなかったら、それは仕入れた自分の責任。

買取のチラシを配ったのに申込みがこなかったら、それも自分の責任。

例え誰かに騙されて借金を背負うことになっても自分の責任です。

「儲かる商品ってなんですか?」とか「どのお店で仕入れをしたらいいですか?」とか聞いちゃう人は要注意です。

そうやって人から教えてもらって失敗したらどうするの?

教えてくれた人のせいにするんですか?

いや、そうじゃないでしょ!!

そういうことも含めて自分の判断なんだから、全て自己責任です。

儲かっても自己責任だし、失敗しても自己責任なんです。

稼げるようになるために

僕はどうしても会社が嫌で、新卒で入った会社を2年で辞めました。

アフィリエイトの収入はあったけど、不安も大きかったです。

でも、会社を辞めました。

それはどうしてか?

・・・

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・・・・

会社が死ぬほど嫌だったからです。

もうね、吐き気がするぐらい会社は嫌でしたね。

まぁ、あんまり仕事ができない僕も悪いんですけど。

このまま会社にいたらヤバイって本能が察してましたね。

だから、アフィリエイトで給料程度稼げるようになったら、すぐに辞めました。

で、なんでこんなことを書くのかと言うと、起業して上手くいく人って必ずそれなりの理由があります。

別な言い方をすると、かなり切羽詰っている人は成功する確率が高いと思います。

まぁ、逆境に弱くて潰れちゃう人もいるかもしれないけど、そういう豆腐メンタルの人は独立なんて考えないほうが良いです。

もちろん、会社が嫌だとかいう勝手な理由で起業する人だけじゃないです。

みんなを幸せにしたいなんていう立派な理由で起業する人もいたりします。

でも、僕が知っている中小零細の社長さんなんて、大体僕と同じような理由で起業してます。

「昔いた会社の社長がイマイチでさ」とか「部長と合わなかった」とか普通にあります。

それで、我慢の限界になると会社を辞めて、自分で商売を始めたりするんです。

で、この時に重要なのは「絶対に会社なんかに戻りたくない」っていう気持ちなんですね。

「ダメだったら、サラリーマンやればいいや」とか思っているとダメですね。

初めから逃げ道を用意して起業する人っていうのは、そういう甘えがあったりします。

起業して稼げるかどうかは、メンタルで決まると行っても過言ではありません。

こだわりがないんだったら、稼ぐ方法なんて山程ありますから。

ただ、それを実行できるのかどうかは、メンタルとかモチベーションで決まるんですね。

メンタルが大丈夫な人は、勝手に稼げるようになります。

だから、どうしても自分で稼げるようになりたいっていう動機付けが必要です。

経営者は孤独に耐えろ

自分の判断で決めるのが経営者なので、経営者って孤独な職業だと思います。

自分で決めて自分で責任をとらないといけないので当然ですよね。

だから、孤独耐性は高いほうがいいですね。

自分で決めることが経営者の仕事だと書きましたけど、それと孤独耐性はセットになっています。

自分で決めるから孤独だし、それに耐えられないといけません。

僕もそうだし、せどり・転売で起業した社長さんもみんな孤独に強いです。

というか、孤独に強くないと生き残れないので、結果的に孤独耐性が高い人が社長を続けているんだと思います。

社長さんって、社長同士の人脈があると思うじゃないですか。

「この間は○○の社長さんと飲んで~」みたいなことって聞いたことがあるかもしれません。

でも、それってお付き合いって割り切ってますからね。

飲みに行ったって業績がよくなるわけじゃないし、経営者としてレベルアップするわけじゃありません。

飲みに行こうが、ゴルフをしようが、経営者は孤独な存在なんです。

まとめ

というわけで起業家・経営者に必要な資質の話でした。

まとめると『自立力』になると思います。

経営者になったら誰も助けてくれないから、自分で考えて、自分で行動して、その結果も引き受けるということですね。

というわけで、自分の考えがない人は、起業なんてやめましょうね。

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