買取をする場合はチラシを作ってポスティングします。
ネットに広告を出すことも出来ますが、近年は買取系キーワードのクリック単価は上昇しているので、自営業者や零細企業では資金的に厳しいでしょう。
なので、費用もあまりかからずに集客できるポスティングが現実的です。
ポスティングするチラシですが、適当に作成したのでは効果がありません。
この記事では、買取チラシを作成するときに気をつけるべきことをまとめたいと思います。
チラシ作成に使うソフト
まず、どうやってチラシを作成するのかを説明します。
チラシはパソコン上でソフトで作成します。
このときのソフトですが、イラストレーターなどの高機能なソフトがあれば便利なんですが、別にオープンオフィスでも大丈夫です。
僕は最初はオープンオフィスで作成していましたが、全然大丈夫でした。
オープンオフィスなどの無料ソフトを使う場合は、PDFに変換して入稿することになります。
なので、PDF入稿に対応している印刷屋さんを選びましょう。
チラシのレイアウトについて
レイアウトは重要です。
どこにどんな情報を書くかということは、最初に決めておいた方がいいでしょう。
レイアウトを決めることで後の作業をスムーズに進めることができます。
逆にレイアウトをしっかり決めておかないと、作業に戻りが出て、修正に時間がかかってしまうことになります。
じゃあ、どういうレイアウトが良いの?という話になってくるんですが、僕が買取を始めたばかりの頃に作成したチラシを使って説明します。
1.メリットの説明
最初にメリットの説明を書きます。
お客様に向けてハッキリとしたメリットを書きましょう。
最初に見られる箇所なので、大きな字でハッキリとしたフォントにします。
2.リード文
メリットをイメージしてもらう文章です。
正直、このチラシでは適当に書いていました。
最初のメリットの部分にくらべると、重要度は下がると思います。
サービス内容
サービスの内容を書きます。
お客様が疑問に持ちそうなことをここで書いてあげましょう。
たくさん書きたいところですが、紙面は限られているので、わかりやすくまとめます。
4.連絡先
必ず書きましょう。
基本的には電話番号だけで良いです。
電話番号は携帯でもOKです。
僕は買取の予約サイトを作って、QRコードとURLも載せましたが、Webから申し込みがあったことはありません。
5.店舗情報
ショップの情報です。
運営者の氏名・住所・古物商許可番号などを書きます。
ロゴがあれば隣に記載してもいいでしょう。
ライティングで気をつけること
レイアウトが決まれば、後は文章を考えて書くだけです。
ライティングといっても、僕自身は特別な勉強をしたわけではなく、コピーライティングの本を読んだりネットで調べたりした程度です。
ライティングに関しては、上手な文章が書ける必要はないと思いますが、1つだけ大事なことがあります。
それは、最初のメリットの部分です。
ここでチラシが読まれるかが決まります。
なので、お客さんにとってアピールすることをここにでっかく書きます。
サンプルチラシの場合は、買取を始めたばかりだったので、創業キャンペーンとして買取金額がアップしているということをアピールしています。
また、期間を設けることで、お客様に行動する理由も与えています。
買取はサービス内容での差別化がしにくいと思うので、メリットの部分でアピールすることが最重要です。
サイズや色など
サイズについては伝えたい情報の量にもよると思うのですが、サンプルのチラシはA4サイズです。
これを3つ折りにしてポスティングしていました。
色は白黒でOKです。
もちろんカラーでもいいですが、印刷代がかかるので、最初は白黒でも良いと思います。
素人感満載なチラシでも集客できる
プロのイラストレーターが作った綺麗なチラシじゃなくても、十分に集客できます。
実際にサンプルのチラシは500枚配って、2件の買取につながりました。
デザインなどに気にするよりも、お客様が買取の申し込みをしたくなるメリットを書くことが重要です。
まとめ
最後に、チラシの作成で気をつけることをまとめます。
- ソフトはフリーソフトでもOK(オープンオフィスでも作れる)
- レイアウトを最初に決める
- メリットを一番上の部分にハッキリと書く
- サイズや色はお好みでOK(最初はA4&白黒でもOK)
- デザインとかは気にせずにお客様に伝わるチラシを目指す
これから買取をやる人の参考になれば嬉しいです。